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【コレクション紹介3】セイコー アルピニスト(SEIKO Alpinist)をレビュー

世界中を魅了してやまない緑の時計

緑のアルピニスト

緑の時計ランキング」なるものがあれば、この時計は確実に入ってきそう。世界中にファンがいるセイコーの傑作登山用時計です。

アルピニスト自体の歴史は深く、初登場は1959年。セイコー初のスポーツウオッチ「ローレル アルピニスト」がそのルーツです。ローレルアルピニストは現行アルピニストとは外観が大きく異なりますが、こちらもまた魅力的な時計です(いつかコレクションに加えたい…中々の高値で取引されております。)

緑のアルピニストがデビューしたのは1995年。その後幾度かマイナーチェンジを繰り返しますが、私が手にしたのは、2006年〜2019年まで生産されたSARB017というモデルです。

このモデルが惜しまれつつも生産終了して1年くらい経った頃、存在を知りすぐさま欲しくなって手に入れました。
当時はまだ定価程度で買うことができましたが、今となっては中古でも価格が高騰しています。
後継モデルも販売されていますが、総合的に見てこのSARB017が一番好みです。

スペック&レビュー

以下、スペック紹介

型式:SARB017
製造年月:2009年3月
ムーブメント:Cal.6R15D、自動巻き、21600回転/時(6振動)、23石、パワーリザーブ50時間、ハック機能有
文字盤:アーモンドグリーン
風防:サファイアクリスタル
ケースサイズ:ケース径39.5mm、厚さ12mm、ラグ幅20mm
防水:20気圧防水
ベルト:タイコノート コンビジュビリーブレス

吸い込まれそうな深い緑が見事。緑×金が最高にオシャレ。

やや深いグリーンの文字盤金色のインデックス、一見色物と思われるデザインですが、これがとても綺麗で、眺めていて飽きることがありません。コブラ針(カテドラル針)も印象的で、全体的にはシンプルでありながらも、細部で凝ったデザインだと感じさせられます。

和製エクスプローラー」とも呼ばれるアルピニスト。20気圧防水(20気圧防水と200m防水って紛らわしい…そんな防水性能についてまとめた記事もありますので是非。)とスペックも頼もしく、まさに登山など、アウトドアにぴったりな1本です。

文字盤が太陽光に照らされると、渋い緑が鮮やかな緑へと変化し、まるで違う時計の様にも見えます。

裏蓋はシンプルで◎。山脈マークがカッコいい。

この裏蓋の山脈マークも良いんですよねー。こういうアウトドア系時計の裏蓋は、ソリッドバックでいて欲しい派です(機械が見える裏スケも魅力的ではありますが、やっぱり時計のバックボーンを考えると…。)

リューズが二つあるかのようなデザイン。Sリューズも嬉しいポイント。

もう一つの大きな特徴

この時計には簡易方位計が付いているのですが、何とも骨董的な機能であり、実際に使う人はまずいないでしょう。ですが、4時位置にある「内転リング操作用リューズ」が、デザイン的には良いアクセントとなっています(たまに動かして遊びます笑)。

コンビブレスもしっかり似合う。多少派手なのもお気に入り。

ベルトについて。

この時計は、着せ替えて楽しめる時計です。純正のベルトは、デザインはまずまず良いのですが、あまりにも硬く使いづらいため、コンビのジュビリーブレスに換装しています。インデックスの金色とブレスの金色がマッチして、多少派手な印象がありながらもバランス良くまとまっています。

NATOベルトも非常に相性が良いです。私はハミルトンのNATOベルトを良く合わせています(緑系、茶系のベルトは大体似合うかなと思います)。

ハミルトンのNATOベルトは本当に上質。

メッシュベルト等も似合いそうですし、着せ替えが捗る、一度で二度三度美味しい時計です。

弱みとしては、色味が特徴的だからか、ビジネスにはあまり合わないなという印象です(それでも自分は使いますが笑)。

自然と戯れる際に、一番に着けて行きたくなる1本です。

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