何でヴィンテージ(アンティーク)?
「時計を買いたいけど、また奥さんに怒られそう…。」
「そんな何本も要らなくない?」と彼女に冷たい目で見られそう…。
そんな時計好きの皆様におすすめしたいのが、ペアウォッチ、今回は特に、「ヴィンテージ(アンティーク)ペアウォッチ」。
「普通の現行品のペアウォッチで良いじゃん。」
そんな声が聞こえてきそうですが、ペアウォッチにするにおいて、ヴィンテージならではの利点があると感じたので、紹介してみようと思います。
①人と被らない唯一無二感
これが非常におすすめのポイント。
現行品でも、ペアウォッチとして売り出されているもの、またペアウォッチとして使えそうなモデルが多数あります。
が、ペアウォッチとして身に付けるからには「人と被りたくない」という思いが、普通に時計を購入する時よりも強くなりますよね。
ヴィンテージウォッチであれば、モデルの希少性も大きく上がり、またその状態も千差万別。
まず人と被ることはないため、ペアで持っているという所有欲がより一層満たされるかと思います。
また、ヴィンテージウォッチはベルトの変更、特に革ベルトを使用しやすいのもポイント。
好みの革ベルトに付け替えしてお互いに楽しめるのも、より一層ペアウォッチライフを豊かにしてくれると思います。
②探し当てる楽しさ
ヴィンテージウォッチは一期一会。
しかもペアにできる個体を探し当てるとなると中々に至難の業です。
…これが逆に良いんです笑。
店舗を探し回る、通販サイトを探し回る、オークションやフリマサイトを探し回る…お目当ての個体を見つけるのには相当な労力がかかります。
でも時計好きの皆様なら分かると思うのですが、「探し当てる過程」、「モデルに関して調べる過程」も最高に楽しいんですよね。
パートナーと一緒に探せたりしたら、共通の趣味を持ったようで更に嬉しいですよね笑。
③歴史があり愛着が湧く
ヴィンテージウォッチはデッドストックを除けば一度は他人の手に渡ったもの。様々な人の様々な歴史が刻まれています。
その歴史に想いを馳せたりするのも、時計好きの楽しみです。
また当然、傷や汚れ等がある個体がほとんどですが、ヴィンテージウォッチであればある程度までは「味」として楽しめますし、必要以上に傷が付くのを気にしすぎなくてよい、という利点?もあります笑。
一つ一つの個体が違った経年変化をしていますので、自分だけのオリジナルウォッチとなり、より一層愛着が湧くことが多いです。
我が家のヴィンテージペアウォッチ紹介
我が家のヴィンテージペアウォッチを紹介します。現行品、新品で購入したペアウォッチ もありますが、多いのはやはりヴィンテージです。
最近では妻と一緒に時計の話をしたり、YouTubeを見たり、何と言っても妻のコレクションが10本を超えるまでになりました。
もう十分に、腕時計沼に引きずり込んだと言えるでしょう…笑
オメガ デヴィル(OMEGA De Ville)
オメガのデヴィル。金張りケースとステンレスケースのペアウォッチです。
一見完全なペアではありませんが、このように「気付けばペア」みたいなのも味があって良いですよね。
ベルトもあえて趣向の違う革ベルトを選択しています。
尾錠もオメガ純正ながら、デザインの違う二つを見繕っています。
ベルト探しや尾錠探しも、かなり楽しめる要素です。
セイコー 56KS(SEIKO 56KS)
続いては56キングセイコー。珍しいローマンインデックスのモデル。
このペアウォッチは、完全に同じモデルをペアウォッチにしています。
同じモデルではありますが、文字盤の焼け方の違いなど、微妙に違ってくるのが見比べて面白いです。
ペアウォッチでもなければ純粋に同じモデルを2本買うことは少ないですからね…。
ベルトも同じモデルを色違いで装着してペア感を演出しています。
カルティエ サントス(Santos de Cartier)
お次はカルティエのサントス。まさにペアウォッチといった風情ですが、探すのは中々大変でした。
サイズ展開のあるモデルなので、ペアウォッチにしやすいです。
うちのペアウォッチのエース格であり、詳細なコレクション紹介(レビュー)はこちらでしておりますので是非ご覧ください。
ラドー ダイヤスター(RADO DiaStar)
最後はラドーのダイヤスター。独特のケース形状とカットガラスが特徴的なペアウォッチ 。
写真では分かりづらいかもしれませんが、カットの仕方が異なっています。
本当は妻の方もダイヤ入りの個体が欲しかったですね…。
腕時計は全般に、レディースモデルが比較的安価なのも、ペアウォッチには追い風ですね。
コメント